2020/08/18 14:22
昨年の今頃、東京都立産業貿易センターにて東京都伝統工芸士展に出展しました。
東京都の伝統工芸士が集まり、会場にいらしたお客様に伝統工芸体験を通して東京都の伝統工芸品について理解を深めていただける催事です。
東京仏壇のブースは「組子コースターづくり」をご紹介しました。
夏休み期間中の開催なので小学生のお子様が比較的多くいらっしゃいます。
二枚作ることができるので、親子で一枚づつ、友達・兄弟で一枚づつなどコースターづくりを楽しんでいただけました。
この「組子コースターづくり」では仏壇の障子の組子を作る技法を体験できます。
黒檀・紫檀等の唐木は丈夫で水に強いのでコースターに最適です。
染色や塗装はせず木がもつ本来の色を組み合わせながら作っていきます。
和モダンなインテリアにされる方もいらっしゃいました。
私たちは日頃、工房で黙々と製作してばかりなので、お客様とお話しできるこういった機会をとても楽しみにしています。
準備期間には仏壇をどうやって展示しようか、体験で使う机の配置はどうしよう、どうやったらお客様に楽しんでいたでけるか、催事の前から沢山考えます。荷物を搬入の車に入りきらないほどギュウギュウに詰めて会場に向かっています。
また皆様とお会いできますように。
組子コースターの見本づくり